納骨堂許認可に携わる公務員試験 専門主要科目
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専門主要科目
専門科目の中で一番力の入れてほしいのが主要科目といわれる法律科目と経済です。
行政科目や白書・事情と違って暗記科目ではなく、原理や理論を学べば暗記するものも少ない、そう簡単に忘れるものではないです。
だからこそ一番始めに終わらせておきたい科目です。
なるべく早めに対策を打って１２月、最低でも３月までに完璧にしておきたいものです。
さて、ここでは一応皆さんがこれから勉強されるにあたり、注意してもらいたいことを書いてみました。
法律科目の注意点
- 苦手な人は基本書は読んでください。
専門論文で選択の予定の人も一読する必要があります。
一度出て来た判例でもその都度判例六法で確認しましょう。
法律を学ぶ上で一番大事なのは過去問を解くことよりもまず判例や条文の知識を得ることです。
暗記するというよりも理論を理解することに心掛けて下さい。
(基本書と判例六法と過去問との併用。これがもっともオーソドックスな勉強法ですが、人によって学習法方が違います) - 副教材の過去問を力試しに解いてみるのもいいでしょう。
解説に判例が出てきたらやはり六法でひいてください。
気をつけてほしいのは解説に書いてあることを丸覚えしようとしたり、誤りの箇所だけ覚えてしまうことです。
また正答だったからといって、わかったつもりになるのも禁物です。
本番ではそこが正答、誤りとは限りませんし、何よりも過去問重視の勉強になってしまい、余りいい勉強方法ではないです。
過去問ツブシみたいなことは初っぱなからやるものではありませんし、１２月までは基礎や頻出を固めて下さい。
そして１月以降、その他教養とともに過去問ツブシを試験本番までくり返しましょう。
基本書を読む注意点
- 参考書などもそうですが「原則として○○である」という表記には必ず例外がありますので十分に気をつけて読んで下さい。
例外がある、ということを知っているだけでも、消去法で選択肢を減らすテクニックを身につけることができます。
例えば行政法で「取り消しができない」と言い切る問題が出てきたら、例外の存在を知っていればひとつ消すことができるわけです。 例外を知らないと迷いもなくその選択肢を選んでしまうことでしょう。
(もっとも他に適当な選択肢がどうしても無かった場合は、正解になりうることもあり得ますが・・そこは柔軟に対応しましょう) - 通説・判例・学説、という言葉が教科書に出てきますが、試験で主に出題されるのは原則として通説と判例です。
学説というのは反対説、少数意見も出ていることから試験に出ないのがほとんどですので、参考程度に読むか、最初は読み飛ばしても構わないくらいです。
※ただし有名な学説の内容を問う問題も出題されることがありますので、☆印でもつけて、あとで読み直すなり過去問で出てきた時に見られるようにしておくための下準備は必要です。
経済学の注意点
法律科目と違って、要点を抑えれば解けるものでもないので過去問と並行しながら進めるのも大変です。
まずテキストや基本書の理解から入って下さい。
※マクロ経済学で一番初めに壁にぶつかりがちな、乗数理論の公式などは、学問ぽく、数式を並べて説明してあるページもありますが、最初は「なんとなくわかるような気がする」で十分です。そこにつまづくよりは公式だけを覚えて次に進んでみることが必要です。経済は数学とは違いますので。
章ごとに力試しをしよう
基本書をずっと読みふけっていても欠伸がでますので、一章終わるごとに易しめの問題集や副読本をためしに解いてみるのもいいですね。(実教の「頻出問題」はやや難し目かも)
問題を解いていて、何か大事なことを忘れてしまったようであるならまた同じところに戻って基本書に戻りましょう。(巻末の索引などを大いに利用しましょう) 先は長いですが毎日コツコツ進めることです。
過去問
一度教科書の読み込みが終わりましたら、もう一度お持ちの副読本を解いてみましょう。
また、過去問集（例えば日本公務員試験センター）の国２だけを解くという手もありますね。
６月あたりから１０月までは法律と経済だけで済みますが、１１月あたりから行政科目が入ってきます。
１月には教養も入ります。それでも経済や法律、行政科目の過去問演習は忘れてはなりません。
段々毎日こなす科目数が増えてうんざりするかもしれませんが、不思議と続けていくうちに作業スピードや集中力があがってきますので、決して諦めてはいけません。
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