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政治学 行政学 社会学 財政学 経営学 会計学

行政主要科目

  1. 専門に勉強したことがあるのなら別ですが、そうでもないと最もとまどいのある科目ではないでしょうか。
    歴史や理論といったところですが、思想哲学も含む領域です。
    重要事項や頻出の理論についてはすんなり頭に入るとしても、人物の名前や功績などは、ある程度までいくと暗記教科にならざるをえないのかもしれません。
  2. 厄介なのは今までで解いたことのない問題や、テキストや基本書にも登場して来ないマイナーな人物や功績が平気で模擬や本試験に出たりすることですね。
    しかしやはりマイナーな人物には深入りしない方が無難です。
    模擬に一度出たっきり二度と出て来ない可能性は大ですし、第一細かい人物まで覚えていたらキリがありません。
    今の段階としては参考程度に留めておくくらいでいいのではないかと思います。
  3. これらの科目で大事なのは、頻出の問題が出てきたら落とさないように解くことです。
    そして万一マイナーな問題が出てきたならば捨てる覚悟はしておいた方がいいでしょう。
    それよりも白書や事情、政策の問題を選択した方が確実に点を稼げますので、細かい人物を出てくるたんびに覚えるよりは、そっちに時間をかけた方がいいです。

行政科目を始める時期

 勉強を始める時期としては、主要専門科目の進度にもよりますが12月までに基礎や頻出のものは終えておきたいものです。
目安としては10月か11月くらいに始めてみてはどうでしょうか。
早すぎても忘れてしまいやすい教科ですし、遅すぎるとこの後の教養にも差し支えがありますので微妙なところなのですが・・。

政治学

 基本書を読むことも大切ですが、恐らく意味不明のことが多く、同じページを何度も読み返したりで、時間の浪費、消化不良をおこすと思います。
ですから「頻出問題」などを中心に基本書は辞典代わりに使ってみて下さい。
それから頻出問題はいいですが、過去問集(日本公務員試験センターなど)の国1の問題だけは飛ばして問題演習をしてほしいです。
といいますのも、国1の政治学に関してはどこが出典で何を参考文献にしているのかわからない問題もあるので、いろいろと誤解を生みやすいです。
それこそある政治家、哲学者の著書を丸事数冊読んでおかないと解けないような問題もあるわけなので、国1志望の方も、最初は避けて下さい。

行政学・社会学・経営学

 これらは学ぶ対象は違えども、中身を見れば共通しているところが多いので、政治学とともに「歴史」として同時進行で勉強することをお勧めします。
学び方としては政治学と一緒ですが国1の問題は政治学ほどややこしいということは余りないです。
しかし模擬試験や最近の国2の問題を見ましても、頻出の問題が余りないことに気がつきます。
特に最近注目されている社会、行政、経営について問う時事的な問題は恐らくどこの学校も教えないと思いますので、時事問題との関連でimidasの索引を利用することも必要でしょう。
過去問を解いていれば点を取れる、合格できるという時代はもう終わったのかもしれませんね。
 そうはいっても頻出をやらないわけにもいきません。
科目ごとではなく、人物ごと、時代ごと、国ごとにノートに書き込んで覚えていった方がよいでしょう。

財政学

 財政学は他の行政科目と違って思想が絡んだものは余りありません。
どちらかといえば経済のような現実的に近い科目といえましょう。
また予算や政策に関しては憲法の延長として、多少身近に感じられるかもしれません。
決まりきった定義なども変わりはありませんし、出題範囲も限られていますので、他の行政科目と違って勉強はしやすい科目でしょう。
ただし、最新データについては、毎年変わりますので、過去問を参考に数字を置き換える作業が必要になってきます。
東洋経済の「日本の財政」で調べるなどしてください。

最新データ

 試験では昨年度のデータが使われます。
今年の受験には昨年度のデータが使われ、来年の受験には今年度のデータが出題されることになります。(「日本の財政」は年度を確認してから手に入れて下さい)
なお、データの変換は12月前にやってもらいたいですが、データを必死になって覚えるのは4月になってからにした方が良いでしょう。
また「直前対策ブック」というのもこの頃には発売されていますので、とりあえず12月までに勉強することは、正しい定義と頻出の問題を抑えることですね。
 勉強の進め方ですが、「頻出問題」などを中心にやって、そこに書いてある要点の部分について基本書の抜き読みをして確認してください。
あれだけ分厚い本でも出題される箇所はほんの一握りだと云うことがわかっていただけると思います。
経済の問題については飛ばしても構いませんし、復習のつもりでやっても構いません。

会計学

主に国税専門官などで出題されます。意外と短期間で学べるらしいですが・・。

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