納骨堂許認可に携わる公務員試験 教養試験(共通)
教養科目
教養試験は高校の教科書を見るなどして、感を取り戻して下さい。
また選択解答制（例：５０題出題されたら、そのうち解けそうな問題を自分で４０題選ぶ）を導入している自治体の試験では、いくつかは捨てることができます。
しかし、いくら捨てられるとは云っても出題されることがわかっていて、勉強しないのはお勧めできません。
高校の時に選択してない科目や苦手科目もあると思いますが、それでも基本的な問題だけは解けるようにしておいた方がいいでしょう。
というのも、いくら得意科目でもどうしても解けない問題が必ず出てくるものです。
その時には苦手科目にも目を通して、基本的な問題が出題されていれば、自信のない得意科目より、簡単な苦手科目を解答するべきなのです。
これは公務員試験の鉄則でもあり、得意科目の保険だと思って勉強して下さい。
難易度と実力度
初級試験は大学センター試験より易しい程度、上級試験はセンター試験程度といわれていますがしかしこれは難易度の話であって、実力度の話ではありません。
例えば初級試験といえども大学生が受けにくる時代です。
するとやはり教養の実力も大学生と同じ程度持っていないと合格枠の席を大学生にとられかねませんので、いくら易しい問題といってもある程度の実力もしたたか身につけていないといけないということになりますね。
一方、上、中級も安心はできません。
専門試験もありますので中々大学受験時代の実力を維持したままなおかつ専門知識まで覚えることなど決して楽なはずがないです。
また公務員試験では例えば日本史の出題数なんてたった２、３問ですので、ヤマをかけたとしても日本史全問不正解ということがありえそうです。
センター試験では江戸時代だけやっていれば０点はまあ免れそうですが。
同じ土俵で見るというのも自然ではないかもしれません。
教養試験
- 教養試験(知能分野)
- 判断推理・数的推理・空間把握・資料解釈
- 教養試験(知識分野)
- 数学・物理・化学・生物・地学
世界史・日本史・地理・政治経済・国際問題
思想社会・文芸 - 文章読解
- 文章理解・古文・漢文・英文解釈
- その他
- 自治体によってはクイズみたいな雑学問題（Ｇ１を制した三冠馬とか）、慣用句やことわざなどを出題する「国語」という科目もあるようです（東京特別区１類など）。
社会時事問題
初級は国際問題、或いは政治経済の問題として出題されます。
全体的に見ると出題数に占める割合が多いことからも、落とすと大変痛い教科だということはわかって戴けると思います。
また、上中級は専門、教養両方から出題されますし、×２倍の打撃を受けることになりますので、合否の差はここにあるものと私は思っております。
※時事問題は昨年度のデータからの出題が多いです。できれば新聞は毎日読んで下さい。
教材
初級にしても上級にしても、教養試験は高校の教科書と市販の過去問集だけで十分です。
通信教育や資格予備校もテキストを出していますが、大学受験用の参考書と比べるとまだまだかなわないようですね。
どちらが使いやすいかは賛否両論ですが、自分にとって使いやすいものを選んで使って下さい。
過去問集
教材によっては、過去問の数が少ないものもあります。
例えば教養全科目を一冊コンパクトにまとめた教材など。
これは直前確認用ですので、全体を満遍なく勉強するには不向きな教材ともいえます。
一教科あたりの問題数を数えて１０〜２０問しか載っていないようであれば、量としては少ない方でしょうね。
できればもう少しまとまった数のある問題集を選んで数多くの問題を解くか、教科書中心に全体を勉強した方が良いのかもしれません。
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